

MTV ZUSHI FES 10 supported by RIVIERAは、海に囲まれたリビエラ逗子マリーナにてMTV が開催する、水着で参加できるリゾート型野外イベント。今年は8月13日(金)、14日(土)の2日間に渡り開催、両日とも晴天に恵まれ、延べ1万2000人が来場し会場を埋め尽くした。眼前には海というロケーションも手伝い、会場はオープンと同時に水着で楽しむ方が多く、開放的な雰囲気に包まれた。ライブは、海に向かって作られたPalm Tree Stageと、プールサイドのLagoon Stageで行われ、豪華アーティストのパフォーマンスに会場は大盛り上がりとなった。
Palm Tree Stage のオープニング・アクトとして登場したのはDigiCut。熱気の高まるステージ前には水着姿の人も多く、そんなMTV ZUSHI FES ならではの光景にメンバーのテンションも俄然上昇。DJ GOTAN が頭上でクラップすると、この空気にぴったりのサマーチューンを連続で披露。清涼感のあるボーカルと、2MC によるキャッチーなラップ。4 人が横一列で踊った軽快なダンスなど、バラエティーに富んだパフォーマンスで会場を湧かせた。
13 時、太陽が照りつける中登場したのは、福原美穂。登場から「ZUSHIー!!」と声を上げると、1 曲目「CHANGE」でライブがスタート。青空の下で聴くソウルフルな歌声と、ダイナミックなバンドサウンドは最高のグルーヴ感を演出。ソウルフルなパフォーマンスに吸い寄せられるように、ライブエリアには演奏中もどんどん人が押し寄せる。ファンキーに歌い上げたビートルズのカバー「GET BACK」では彼女の類まれなる歌唱力を改めて実感。強烈な存在感を、多くの人の耳と心に残したステージだった。
会場のボルテージが上昇する中、九州男がステージに現れると大歓声が。のっけからアッパーなナンバーをハイスピードに披露する。「一撃」ではオーディエンスもこぞってハンズアップ。アッパーチューン「New Birthday」ではオーディエンスがタオルをフル回転。「フェスは次のアーティストにいい感じでバトンを渡さないけんから!」と熱い思いを語った九州男だが、そのセリフ通りのパフォーマンスを披露。親友の結婚を祝って作った新曲「Brand New Days 」や「1/6000000000 feat.C&B」では、感動的な空気に包まれた。
13 日のPalm Tree Stage では唯一のバンド出演となるレミオロメン。オープニング曲「Starting Over」でヴォーカル・藤巻の伸びやかな歌声が響くと、オーディエンスの興奮も高まる一方。青空の下で聴きたい名曲「スタンドバイミー」を挟み、3 曲目は新曲「立つんだジョー」をパフォーマンス。自然と体が揺れるダンサブルなメロディーは、ベース・前田とドラム・神宮司の力強い重低音がとても映える。MCでは「海と空が近くて、とても楽しんでライブができています!」と藤巻。「SAKURA」では、神宮司がスティック片手に笑顔で盛り上げる。ラストの「3 月9 日」では、曲紹介をした瞬間に大歓声が。オーディエンスも一体となって大合唱するなど、温かくて胸にグッとくるステージは圧巻だった。
アコースティック編成でステージに涼しい風を運んだのはMy Little Lover。穏やかなバラードをしっとり聴かせた前半が終わると、後半は少しアップなモードへ。自身で鉄琴やピアニカを演奏して歌った「白いカイト」は、透明感ある美しいヴォーカルが絶品。そして「ちいさなロマンス」でハネるような歌声を披露した後は、大ヒット曲「Man&Woman」「Hello,Again~昔からある場所~」でクライマックス。この選曲にはオーディエンスも大喜び。表現力豊かなヴォーカルは唯一無二で、活動15 周年を迎えた彼女は改めてオーディエンスの心を掴んでいた。

ユニークな衣装に身を包み、新曲などを熱唱した大塚愛
大塚愛は存在感あるユニークな帽子をかぶって登場。まずは椅子に座りながら切ないラブソング「プラネタリウム」をアコースティックバージョンで披露。続いて来月発売の新曲「I ♥ ×××」を、自身のピアノ演奏に乗せながら伸びやかに歌い上げる。ラストの「LUCKY☆STAR」はまったく同じ出で立ちの“もう一人の大塚 愛”がステージに登場。向かい合わせで鏡のように踊ったり、笑顔を振りまく姿はとにかく楽しそう。少し薄暗くなり始めたPalm Tree Stage を、ガーリーかつポップな魅力で染め上げてくれた。
期間限定ユニット・CHEMISTRY+Synergy で登場すると、スタートから6 人でのスタイリッシュなダンスを披露。そのダイナミックなパフォーマンスには誰もが手を高く上げて大盛り上がり。続いてこのユニットの第1 弾シングル「Shawty」を披露すると、そのダンサブルで心地良いフレイヴァーが会場全体に広がっていった。後半はCHEMISTRY の2 人だけで、初期の大ヒットシングル「You go your way」と「FLOATIN'」を。心の琴線に触れる美しい歌声と迫力のステージングには、実力派アーティストしての十分な貫禄がうかがえた。
13 日、Palm Tree Stage のトリを務めたのは加藤ミリヤ。白のクールな衣装で、冒頭から女性ダンサーを従えたアグレッシブなダンスを披露。オープニングの2 曲が終わると、どこからともなく「ミリヤ!」コールが。彼女は「ZUSHI FES のトリということでメチャメチャ気合い入れてきました!」と挨拶。盛り上がり必至のナンバーを次々にパフォーマンスしていく。力強いロックナンバー「WHY」や、最新アルバムの初披露曲「I miss you」は、手を高く上げて超アッパー、かと思えば、「Last Love」や「ディアロンリーガール」は痛いほど気持ちが伝わる歌声を披露。すべてのオーディエンスを圧倒的な歌とダンスで虜にしていたのが印象的だった。大声援を受けてのアンコールでは、「このままずっと朝まで」で再び大盛り上がり。堂々たる加藤ミリヤのステージで、ZUSHI FES 初日は最高のフィナーレを迎えた。
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